2月上旬に行われた第68回・YB会員・会友展から関係者の作品を紹介致します。

原さんの作品。
教室の写生会で取材された作品です。
あばら骨をモチーフにしたトンガッた衣装、帽子もそのままです。
モデルさんのイメージに合わせて背景の描写が良い意味で不気味で、面白い作画となりました☆
岡本太郎を思わせる生命体とどこか涼しい笑顔が対照的です。
黒いマニュキュアをした手とブーツの金属までしっかりと描かれていて説得力抜群です!!
作者がまずもって楽しんで描いているのが十分伝わって、素敵な作品となりました。

細矢さんの作品
130号の大作です。
スポットライトが正面から当たっているので、どこから見てもピカッと光ってしまって、少し残念なディスプレイでした・・。
細矢さんは一回完成しても、どんどん描き直して行って、全く違う絵にするのが得意です。
この絵も横構図が縦構図となって生まれ変わりました☆
原さんの絵と少し似ていますね。謎の生命体に見えます。
そして細矢さんの内部でこうした世界が、言葉を超えた世界が展開されているのか、と思うと人間存在の不思議に思いをはせざるを得ません。
現代に生きる人間としての通奏低音かもしれませんね。
いつもながら絵画の奥深さと可能性を感じさせてくれます。

加藤さんの作品。
お孫さんの花嫁衣装となります。
金色を使ってないのに、豪華な金屏風に見えますね。
難しい白い文様の描写に成功しています☆
目力も強く、キリッと微笑んだ口元も見事です!
二羽の鳳凰の入り方や全体の構図も良く、楽しませてくれます。
お孫さんの新たな人生の門出をお祝いしたいです☆

加山さんの作品。
詩的な絵画だと思います。
見せ場は随所にあり、画面処理が非常に巧みですね☆
石垣や階段などもモチーフにしていて、古(いにしえ)の風景がテーマとなっているようです。
人工と自然が共存した優しい風景が幻想的に描かれていて、素敵な雰囲気を漂わせています。
さり気なく鳥の羽なども描かれていて、とても上手だと思います。

沼田敏先生の作品。
温和な海岸風景です。
服装から判断するに冬なのでしょう。
ポカポカ天気に愛犬とお散歩する日常生活の幸せがじーんと来ますね。
大きく取った空がとても気持ちよく、浮かんでいる白い雲はまるで思いっきり走る少年のようでもあります。
いつもながら開放感のある素晴らしい作品だと思います☆
他の出品者の作品も、どれも見応えがあって、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
有難うございました。